既に客商売をされている方、今から客商売をする方は、ぜひ実践して欲しいのが、街の中を歩いたり車で通るとき、気になったお店を発見した時に、そのお店の何に興味を持ったかを忘れないようにしましょう。
例えば新しいカフェがオープンしたとき、おしゃれだと思うのか、安いと思うのか、ランチなどに惹かれるのか、お店の外観・看板を見た時にどんな見せ方で、どう自分が感じたかをきちんと覚えておきましょう。
看板の何を見てそう思ったのか
おしゃれなお店を見た時に、「今度友達と行こう」だったり、入店したわけでないのに「安い」と感じた場合だったら、看板の何を見てそう思ったのか、ランチのメニューなら、看板に美味しそうな絵だったり、美味しそうな定食の写真が貼ってあったりなどです。
また逆に、せっかく新しいお店がオープンしたけど、「入りにくいな」と思ったときも重要です。定食の写真が暗くてまずそうだったり、ラミネートがボロボロで清潔感がなかったり、そして良くあるのが外から見て、そのお店がどんな料理をいくらぐらいで提供しているかが、全くわからないお店があります。
一人でも多くのお客様を招き入れるには、通りがかりの人が、「美味しそうだな」とか「この値段なんだね」「ランチはコーヒーも付くんだ」など入店するかしないかの判断してもらう材料を提供することが大事です。
今の時代、インターネットでブログやFacebookなどをマメに更新されているお店も沢山ありますが、お店の前を通る目の前の人に対して、きちんと広告活動が出来るようにしましょう。
オフィス街の飲食店が看板でアピールすること
飲食店の前で、サラリーマンやOLが入るか悩んでいる姿を見かけることあると思います。そんな悩んでいる人に入店してもらうにはどんな情報を提供すれば良いのでしょうか?
- 価格
- 日替わりランチ
- ランチの種類
- お持ち帰り
- スタンプ
オフィス街の飲食店でキーになるのはやはり値段です。安ければ良いわけではありませんが、入店する前に値段がわからないのは、入店へのハードルが上がってしまいます。
お店のランチが800円なのか1500円なのかを提示しましょう。たとえ値段が高いランチでも、「今度お客様と一緒に行こう」とか、いつか来店する候補として覚えてもらいましょう。
そして商品である日替わりランチや日替わりランチが気に入らなかった人に、別のメニューの提案、そしてサービスであればお持ち帰りやコーヒーが+100円などアピールして入店してもらえる確率を高めましょう。
(ただしコーヒーなどを提供した場合の回転率低下も考慮する必要があります)
どんな看板が集客をアップさせるかは、場所や地域性、業種によって正解は様々です。どんな看板が良いかは、まず他のお店の看板を見てご自身がどんな気持ちになったかを知ることが、ご自分のお店にあった看板にたどり着ける第一歩だと思います。