飲食店に限らず入りやすいお店、お店の外観を見ただけで古いわけではないのに、入りたくないと思わせてしまうお店があります。その違いはなんでしょう。
例えば歯医者さんでは、清潔感だったり、子供向けのデザインだったり、「痛くない治療を目指します」などのポリシーがあるだけで新規来店の数が変わってきます。
各業種別でアピールポイントの例を上げます。今一度ご自身のお店が、お客様にとってどんなメリットのあるお店なのか?を見直してみましょう。
美容院の看板例
比較的若い女性をターゲットにする場合と、年配の方をターゲットにする場合で、お店の外観が変わります。
若い女性の場合は、おしゃれ感が必要なため、文字でのアピールは逆効果になります。
年配の方や男性がターゲットの場合、
「パーマ 0,000円~」「白髪染め 0,000円~」「頭皮マッサージ 0,000円~」などの訴求、
また、若い女性の方がターゲットの場合
「ネイル 0,000円~」「マツエク 0,000円~」などの付加価値の訴求も効果的です。
居酒屋の看板例
「串 00円~」「産地直送 刺し身盛り 000円~」「生ビール 000円」などの相場を提示したり、
「アルコール 000円 PM6時まで」などのタイムサービスやレディースコースなど女性2人3人でも入りやすくなるようにウェルカムな雰囲気を出すことも効果的です。
同じ居酒屋でも少し高めの飲食店の看板例として、
「イタリア直送」「黒ビール」「地酒」など商品力を訴求しましょう。
歯医者の看板例
歯医者さんの場合、他の歯医者さんとの差別化が図れず、何を訴求するのかが難しいケースが多々あると思います。その場合
「診療時間」「完全予約制」「Web予約」「キッズコーナーあります」など自己紹介を兼ねた情報を提示してあげましょう。
不動産屋の看板例
不動産屋さんの場合、お客様が他の不動産屋さんと比べたときに、メリットとなるアピールポイントを訴求しましょう。
「取扱物件数」「信頼の00年企業」「地元密着非公開物件あります」などお店の強みをアピールしましょう。
整体・マッサージの看板例
整体やマッサージ屋さんの場合、やはり値段だったりシステム(指名料や初回価格)が大事です。この業種は店舗の側面を活用した看板を有効活用しているので、他の業種の方も大変勉強になると思います。
「お店に行ってみたいな」と思った時に不安になる要素(価格・同性マッサージ師がいるか・保険が使えるのか)を少しでも看板で解消することが大事です。
この様に店舗の外観は、お店のアピールポイントを訴求する大事な場所です。「入りたいけど少し不安」なお客様の気持ちをアシストする、背中を押せるような看板づくり、店舗の外観づくりを目指しましょう。